119785 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

ねこばかごまとろのばかぶろぐ♪

ねこばかごまとろのばかぶろぐ♪

尿路結砂

[尿路結砂]



[尿路結砂とは]

尿管の中に結晶が出来て詰まってしまう病気です。
石だと結石と言われます。
人間の場合結石は贅沢病といわれる事もありますが、猫の場合はどうなんでしょう?
その辺りはやっぱり獣医さんじゃないと解りません。

病気はしないに越したことは無いのですが、王子も遂に経験してしまいました。
尿路結石はよく聞くと思いますが、王子の場合は『結砂』。
石になる一歩手前です。
たとえ砂でもとても苦しいみたいで、これが石だったらと思うと背筋がぞっとします。
そしてどうして早く気付いてあげられなかったのかと、王子に対して今も申し訳ない気持ちで一杯です。
思い起こすと症状は出ていたんです。
以下、私が気づいた事を挙げますので参考にしてみてください。


○トイレで辛そうにしている
○何度もトイレを出たり入ったり、入ってもおしっこをした形跡が無い
○トイレ中苦しそうに唸っている(ふぁおーん。。て感じです)
○トイレ以外の場所に粗相をする
○その場合、粗相した部分にきらきらした物が残っている(これが砂です)
○トイレ後の砂の色がいつもと違う(血尿が出ているため)
○おしっこの量が極端に減った
○水を飲む量が極端に増えた(王子はこれがありませんでしたが)


特にカリカリを好んで食べる猫は、水分が不足してなりやすく、
更に雌猫より雄猫のほうが尿管が細い為かかる率は高いそう。
しかも習慣性があり、どの猫もなる可能性がゼロとは言えない病気です。
心当たりがあったら速やかに診察を受けてください。
王子は砂の状態で症状が出たので食餌療法で対処できましたが、
『石』になってしまうと治療はかなり大変だとの事。
(詳しく解らなくてすみません)
何より、猫自身がとても苦しい思いをするのです。
それを見ている自分も辛いですから・・・。


[病気になった経緯](一部日記から転用)

王子は、置き水を飲んでくれません。
置いてすぐは飲むんですが、数十分もすると見向きもしてくれない(>_<)
いつも蛇口から直接飲んでいました。
別にそれは構わないけど、問題は自分が不在のとき。
洗面台に水を貯めたり色々しましたが、
帰宅するまで彼はずっと飲まないで待っているらしく、ドアを開けた瞬間から
「水くれー!」「水くれ!」「水!」
と洗面台やら流しやらで大騒ぎ。
私は一息つく暇も無く、気まぐれな彼の蛇口開閉係となる訳です。
猫缶よりもカリカリが好きなので、水分は出来るだけ多くとって欲しいのに。。
それで日頃の水分不足がたたり、とうとう尿官結砂になりました。

初めて症状がはっきり出た日の光景は忘れられません。
仕事から夜中帰宅すると、家中あちこちが血だらけでした。
実際は血ではなく血尿だったんですが、見慣れてなかったので私は仰天。
王子は隅の方でぐったりしてました。
半泣きで夜間診察をしてる病院を探し、とりあえず電話。
症状を話したところ、病院によって言うことが違う!!
県外の病院は最初に住所を聞かれ、すぐ連れて来いと言われた。
(後で気付いたけど無茶苦茶遠かった)
ご近所の病院は、暖かくしておいて明朝連れてくれば大丈夫と言う。
これは迷いました。
更に県外の病院は、
「別に来れないなら来なくても良いけど、タクシー代をケチったあんたのせいで死ぬことになるかも」
と言いました。
これでそこはもう行く気が失せました。
こんな思いやりの無い言葉を吐く人間に、ウチの王子は見てもらいたくもありませんから。

翌朝近所の病院に連れて行き診てもらうと思った以上に症状は軽く、
結石ではなく結砂だったので水分補給と治療食だけで済むことに。

以下、私と先生の会話。
「あのー、蛇口からしか水飲まないんですけど、どうしたら・・・」
先生は明るく言いました。
「じゃあ開けて上げてください(スマイル付き)」
「私仕事で居ない事のほうが多いんですが」
「じゃ帰ってからでも良いですよ(またにっこり)」
「それで大丈夫なんですか」
「おそらく」
お、おそらくかよ。

それからは水に関してはいつも切らすことの無いよう心掛けています。
でも蛇口からしか飲んでくれないのがかなり痛い。
一度癖になってしまうと直すのは大変で、循環ポンプつきの水飲み器も取り入れてみましたが
反応があまり良くありません。
あまりに見向きもしないので、貯め水をやめてそちらに誘導しようと試みましたが、
意地でも飲まないで自分の帰宅を待ってるんです。
困りました。
なので貯め水は継続するしかなさそうです。


[治療食]

FUS対応フードでもある程度予防は出来るようですが、
やっぱり水分をしっかり摂らせてあげるしかないみたいです。
病院の先生は専用のフードを摂るようにと言いましたが、如何せん高い。
でもさすがは治療食。
一袋食べ終わる頃には思い切り回復してました。
様子を見て大丈夫そうなので先生に相談して(経済的に苦しいことも・笑)、
通常のものに戻しました。
その後も何度かなりましたが、思い返すとなるのは大体水分を摂ってない時。
洗面台に水を貯めるようになってからは再発してません。

でも!
王子の食餌治療に用いていたフードを、なんと楽天で発見↓
【処方食】猫 WALTHAM(ウォルサム)PHコントロール スターター[URINARY 1] 4kg
【処方食】猫 WALTHAM(ウォルサム)PHコントロール スターター[URINARY 1] 4kg
他に500g、2kg、ウェットフードもあり。

このフードは普通獣医さんを通してしか購入できないものですが、
ここはショップ自体が獣医さんがやっているところでなので、
ネットでも購入できるんです!
これを発見したときは感動しました。

自分は仕事柄帰宅時間が遅く、休みの日でも殆んど身動きが取れない状態。
通院の場合はさすがに時間をこじ開けたり時間休を取ったりするんですが、
治療食のみの購入のときは先生がご好意でわざわざ自宅まで配達してくれてたんですよ(^^;
今の獣医さんはご近所だし、親身な先生なのでこう言うことが可能なんですが、
さすがにいつもだと心が痛むので・・・。
再発しないのが一番ですが、いざと言う時ここで購入できると思うと心強いです。
普通のフードではなくあくまで治療食なので、症状などをメールで相談してから
購入されるのをおすすめします。
こちら↓からショップに行けますので、気になる方は一度ご相談してみては如何でしょうか。

お返事も早かったですよ~(^^)


© Rakuten Group, Inc.
X